特定秘密保護法案反対フェスに参加しました!

11月20日(水)、特定秘密保護法案反対フェス(主催:明日の自由を守る若手弁護士の会)に参加しました。
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法案の成立をめぐり国会が緊迫している状況で企画された緊急イベント。
会場は400名の参加者で熱気、立見が出るほどの盛況ぶりでした!

三宅洋平さん・山本太郎さんなどをゲストにお迎えし、特定秘密保護法について

「なにが秘密なの?」
「なにが危険なの?」
「この法案を廃案にするためにはどのような行動をとれば良いの?」

など、参加者と一緒に問題点や疑問点を語り合う内容でした。

出演者のひとり、武井由起子弁護士は
「なにが秘密か分からないから、なぜかわからないのに捕まってしまう。

ある日突然逮捕されても、その理由が分からないということは、弁護人もどう弁護すればいいのか分からない。

なぜ逮捕されたのか弁護人が知ろうとすれば、弁護人も逮捕されかねない。

特定秘密を扱う人は国家公務員には限られず、省庁や自衛隊に物品を納入する業者やその家族も含まれる。

つまり、国民のかなりの割合の人々が身辺調査されることになる適正評価の対象になる。」

と、この法案の危険性をわかりやすく説明してくださいました。

『この法案を一言で言うならば? 』という質問に対し、

三宅洋平氏:「現代の治安維持法」

島昭宏弁護士:「終わりの始まり法」

山本太郎議員:「完全に奴隷にします法」
との回答。

また、三宅洋平氏からは
「多くの人が、“私には関係ないんじゃないの~”と思っていることが不安。誰でも表現者であって日々表現している現代に、アメーバのようにいろんな形で 入り込んできてがんじがらめにする法案なんだと思う。参加型民主主義とはまるで逆方向を突き進もうとしている法案。」との指摘も。

「なにが秘密かも秘密」である特定秘密保護法…。

私たちが人間らしく生き、表現していくためにこの法案は廃案にさせなければいけないと強く感じました。廃案にさせるためには「反対!」という声を上げ、行動することしかありません。

 1人でも多くの人にこの法案の危険性を知ってもらい、反対の声が国会へ届くよう行動し続けようと思います。